これからベビーカーを買おうとしている方必見!
ベビーカーは歩きやすさ・押しやすさだけで選ぶのはもったいない!
赤ちゃんをシートに乗せたままベビーカーとチャイルドシートを乗せかえられる【トラベルシステム】をご紹介します。
これからベビーカーを買おうとしている方やすでにベビーカーを使っている方で、
・どんなベビーカーを買えばいいのかわからない
・選ぶ基準が分からない
・ベビーカーでようやく赤ちゃんが寝たのにチャイルドシートへの乗せ替えで起きてしまう…
・夏場に車に乗ろうとするとチャイルドシートがアツくてすぐに乗せられない…
というお悩みを持っている方がいるのではないでしょうか?
実際に私自身もベビーカーを買うときにどうやって選べば良いのか悩んでいましたが、トラベルシステムベビーカーというものを知り、実際に使用してみてかなり役に立ったため、いったいどれほど便利なものなのかご紹介したいと思います。
トラベルシステムとは?
一つのベビーキャリーをベビーカー(ストーラー)とチャイルドシート(ベビーシート)のどちらにも使用できるもので、赤ちゃんを乗せたままでもベビーカーとチャイルドシートの乗せ替えができます。
物によっては、床に置いたときにロッキングチェア(揺り篭)として使用できるものもあり、1台のベビーシートで3役も果たしてくれる優れものです。
AIRBUGGY(エアバギー)のトラベルシステム紹介ページが分かりやすいので是非ご参照ください。
引用元:AIRBUGGY(エアバギー)
https://www.airbuggy.com/special/baby_travel_system/
トラベルシステムの使い方
具体的にトラベルシステムとはどうやって使うものなのか、実際に我が家で使用しているcybex(サイベックス)というメーカーの「クラウド Z I-SIZE」という商品でご説明します。
ベビーシート単体で使用する
地面に置いてベビーシートとして使用することができます。
リクライニングも可能で、フラットポジションにすると赤ちゃんも快適な姿勢をとることができます。
クラウド Z I-SIZEは底面が丸くなっているのでバウンサーとして使うこともできます。
ベビーカーとして使用する
ベビーシートにアダプターを付けてフレーム(写真は「メリオ カーボン(melio carbon)」)に装着すればベビーカーとして使用することができます。
クラウド Z I-SIZEは対面方向(親と赤ちゃんが対面する形)でのみ装着することができます。(メーカーによって異なるかと思います)
ベビーカーの状態でもリクライニングできるため、フラットポジションで快適な姿勢を保てます。
ちなみには日除け(サンキャノピー)も付いているため、外出時も日差しを防げて便利です!
チャイルドシートとして使う
チャイルドシートとして使用する場合は、
①シートベルトを使用して直接シートに装着する方法と、
②チャイルドシート用のベースを使用して装着する方法がありますが、
トラベルシステムをフルに活用して快適性を求めることを考えると②のベースを使用して装着する方法がおすすめです!
ベースへの取り付けは、最初は手こずるかもしれませんが慣れれば簡単で、取り外しもレバーを引きながら持ち上げるだけです。
ベースには回転機構があるため、車の外からでも中からでも取り外しがしやすくなっています。
特に夏場が便利で、据え置き型のチャイルドシートだと車を駐車している間にかなり暖まってしまいますが、ベビーカーとして外に持ち出してしまえばその心配も無用です!
メリット・デメリット
メリット
- 赤ちゃんを乗せたままチャイルドシートからベビーカーへの乗せ替えができるので、赤ちゃんがチャイルドシートで寝てしまっても起こさずにベビーカーに乗せ替えられる。
(チャイルドシート→ベビーカーへの乗せ替えも同様)
⇒寝た子供を起こさずに乗せ替えられるというのはかなりのメリットです! - 暑い日(特に夏場)に出かける際、チャイルドシートが暑くてすぐに子供を乗せられないことがあるが、トラベルシステムであればその心配がない。
デメリット
- ベビーカー、チャイルドシートを単体で購入するよりも値段が高い事が多い。
- 使用できる期間が短い(新生児~1歳半までなど対象年齢が短い)ため、買い換えが必要になる。
- 安全性が高い反面、重量が重く持ち運び・乗せ替えが大変。
トラベルシステムの選び方
日本、海外を問わず各メーカーから色んな機種が販売されていますが、選ぶ時に必要な機能を挙げると、
- 安全基準の高いもの
日本製であれば安全基準としてSG基準(実用性と安全の証)を満たしているもの、ヨーロッパ製であればECE R129(車の前後左右方向の衝撃から守らることを示す基準)を満たしているものを選べば、製品の安全性が保たれていると考えられます。 - ISOFIX対応のもの
- チャイルドシート用のベースがあるもの
ベースがないタイプの場合、車に乗せる度に固定する必要があります。これでは不便ですし、横着して固定が甘くなってしまうと万が一の時に危険ですので、座席にベースを常設するタイプのものをお勧めします。 - 当然ベビーカーとしての使いやすさも必要!
ただ乗せ変えられるだけではなく、ベビーカーとして使用する際に押しやすい、歩きやすいというのも必要な条件です。
トラベルシステムおすすめ3選
cybex(サイベックス)「クラウド Z I-SIZE」+「ベースZ」+「melio(メリオ)」
①クラウド Z I-SIZE(ベビーシート)
https://cybex-japan.com/products/cloudz-i-size
公式オンラインストア販売価格:39,600円(税込)
②ベースZ(チャイルドシートベース)
https://cybex-japan.com/products/basez?utm_source=shopthelook
公式オンラインストア販売価格:28,710円(税込)
③melio(ベビーカー)
https://cybex-japan.com/collections/stroller/products/melio-2022
公式オンラインストア販売価格:61,600円(税込)
④カーシートアダプター
https://cybex-japan.com/products/melioseries-carseatadapter
公式オンラインストア販売価格:4,950円(税込)
<ベビーシート仕様>
■製造国
ドイツ
■適応身長
45cm〜87cm
■適応体重
〜13kg
■対象年齢(参考)
新生児〜18ヶ月頃まで
■重量(ベビーシートのみ)
4.8kg(新生児用インレイ除く)
<概要>
クラウド Z I-SIZEはCybexの全てのベビーカーと、maxi-cosiのチャイルドシートにも装着可能なベビーシートです。
安全設計であることはもちろん、リクライニング機能があるため快適な姿勢に調整することができます。床に直接置いてローチェア、ロッキングチェアとして使用することもできます。
ベビーカーに装着するためには、各種ベビーカー専用のアダプターを付ける必要があります。
チャイルドシートとして使用する際には、シートベルトを使ってそのまま座席に装着することも可能ですが、「ベースz」という専用のベースを設置しておくことで、ワンタッチで簡単に着脱することができます。
このベースZには回転機構があるため、車の外からでも隣の席からでも、簡単に着脱することができます。
車ではよく日本車とドイツ車が比較され、ドイツ車は走行安定性や乗り心地が良いと言われますが、ベビーカーも同じようにドイツ製は車体がしっかり安定していて、品質が高いように思います。我が家でもcybexを使用していますが、他のメーカーと比べてガタツキが少なく、しっかりしています。(大抵どのメーカーも作りはしっかりしていますが)
あとはやはり”見た目がかっこいい”のも購入の決め手になりました。
aprica(アップリカ)「Air Carry(エアキャリー)」+「LUCE(ルーチェ)」+「トラベルシステムベース」
①Air Carry(ベビーシート)
https://www.aprica.jp/products/childseat/detail/infant/air_carry/
メーカー希望小売価格:36,300円(税込)
②アップリカ トラベルシステムベース(チャイルドシートベース)
https://www.aprica.jp/products/childseat/detail/infant/travelsystem_base/
メーカー希望小売価格:29,700円(税込)
③LUCE(ベビーカー)
https://www.aprica.jp/products/babycar/detail/luce/luce/
メーカー希望小売価格:69,300円(税込)
④ルーチェ TS アタッチメント(カーシートアダプター)
https://www.aprica.jp/products/childseat/detail/infant/luce_ts_attachment/
メーカー希望小売価格:2,750円(税込)
<ベビーシート仕様>
■製造国
日本
■適応身長
40cm~70cm
■適応体重
〜10㎏
■対象年齢(参考)
新生児~12カ月頃まで
■重量(ベビーシートのみ)
2.8kg
<概要>
エアキャリーはルーチェシリーズ、スムーヴシリーズ(3輪タイプ)、ラクーナシリーズ(軽量・両対面タイプ)のベビーカーに装着可能なベビーシートです。
安全性能も文句なしで、床に直接置いてローチェア、ロッキングチェアとして使用することもできます。
ベビーカーに装着する際には、各種ベビーカー専用のアダプターを付ける必要があります。
チャイルドシートとして使用する際には、シートベルトを使ってそのまま座席に装着するか、「アップリカ トラベルシステムベース」という専用のベースを設置しておくことで、ワンタッチで簡単に着脱することができます。
ベースには回転機構があるため、車の外からでも隣の席からでも、簡単に着脱することができます。
機能やベビーカー・チャイルドシートとしての使い方はcybexのクラウド Z I-SIZEとほとんど同じです。違う点としてはリクライニング機能がない代わりに圧倒的に軽い!という点です。
ベビーキャリーとして使うとしたら軽いのは正義でしかないので、軽さで選ぶならエアキャリー一択です。
3.AIRBUGGY×maxi-cosi「Pebble 360」+「COCO PREMIER FROM BIRTH」+「FamilyFix2」
①Pebble 360(ベビーシート)
https://www.maxicosi.jp/product/baby/baby_carrier/pebble360/
公式オンラインストア販売価格:35,200円(税込)
②COCO PREMIER FROM BIRTH(ベビーカー)
https://www.airbuggy.com/stroller/coco-premier-from-birth/
公式オンラインストア販売価格:82,500円(税込)
③FamilyFix2(チャイルドシートベース)
https://store.airbuggy.com/c/0000000317/0000000327/QNY76300080
公式オンラインストア販売価格:30,800円(税込)
④ベビーシートアダプター
https://store.airbuggy.com/c/0000000313/0000000372/10001217
公式オンラインストア販売価格:3,300円(税込)
<ベビーシート仕様>
■製造国
日本
■適応身長
40cm~83cm
■適応体重
〜10㎏
■対象年齢(参考)
新生児~15カ月頃まで
■重量(ベビーシートのみ)
4.3kg
<概要>
このトラベルシステムは、maxi-cosiのPebble360をAIRBUGGYのベビーカーcocoシリーズに装着して使用するものになります。
ベビーカーに装着する場合は、各種ベビーカー専用のアダプターを付ける必要があります。
チャイルドシートとして使用する際には、シートベルトを使ってそのまま座席に装着するか、「Familyfix360」という専用のベースを設置しておくことで、安全かつワンタッチで簡単に着脱することができます。
このトラベルシステムの特徴は、タイヤが3輪で小回りが利き走行性能が良いエアバギーのベビーカーに載せ替えられることです。単に載せ替えが便利なだけでなく、ベビーカーとしての性能も良いというのはかなり大きなポイントです。ベビーカーとしてもストレスなく使用したいという方とってはおすすめのトラベルシステムです。
トラベルシステムをおすすめしたい方
- 利便性の高さを重視している方
→どれもそれなりの値段がしますが、間違いなく便利で快適になります。 - お店でゆっくり買い物したりゆっくり外食したい方
- 子供の寝かしつけのために車を使う方
→寝かしつけた後に子供を起こさず家まで移動できるのでオススメです! - 車に乗る頻度が高い方
家でベビーカーに乗せて、簡単にチャイルドシートに載せ替えられるが非常に便利です。
購入するタイミングはお子さんが生まれるタイミングにもよりますが、限定カラー・限定モデルなども販売されることがありますので、いいなと思うものがあったら逃さずご購入いただくことをお勧めします。是非各メーカーのサイトをご覧いただき、理想の一台を探してみてください!